2009年2月9日(月)の出来事。
今回の旅行の目的の1つは、平溪で旧正月の1月15日(元宵節)に開催される「平溪国際天燈会」を見物する事です。 2年前にも、天燈祭の日に現地まで行っておきながら、諸般の事情で天燈大会の見物を断念する事になりましたので、 今回の旅行では最も楽しみにしていたイベントです。
午前6時頃に起床して、台北駅へ徒歩で移動して、台北駅を午前6時25分発の普通列車で瑞芳へと向かいます。
以前は松山駅から先は地上でしたが、地下化が進んで松山駅も南港駅も地下ホームとなっています。
汐止駅を過ぎて地上に出ると、雨が降っています。かなり不安になりつつも、瑞芳駅に午前7時13分に到着しました。
瑞芳駅のホーム上の切符売り場で「平溪線一日週遊券」を購入しました。
この切符は、大人54元(約160円)で平溪線が1日乗り放題になる他、
十分瀑布の入場料が180元から100元に割り引かれる特典があります(十分瀑布は2009年2月現在営業停止中)。
瑞芳からは、午前7時20分の列車で平溪へと向かいます。
今回の列車はロングシート仕様でした。
運が良いと、リクライニングシートの車両なんですよね。
まだ平日の朝なので、乗客はまばらです。
瑞芳駅からはおよそ45分で平溪駅に到着します。
午前8時過ぎ、平溪駅に到着しました。小雨がぱらついていますが、空は明るくなってきており、 もう少しすると止みそうでしたので、駅舎で雨を止むのを待ちました。
早朝にここまでやってきた目的は、この「孝子山」に登る為です。
このほとんど垂直に見える山(と言うより岩ですが)は、頂上まで登る事ができるのです。
昨年の夏に来た時は、余りの暑さで体力が続かず、慈母峰だけ登って、
これ以上の無理は危険だと判断して断念したのでした。
雨が止んできたので、登山口へと向かってみる事にします。 平溪駅の菁桐寄りには、写真のような鉄橋がかかっており、ここを列車が通過します。 もちろん通行禁止です。
前回は、嶺腳寄りの細い登山口から登りましたが、今回は車が通れる広い道を利用します。 道沿いにゆるやかな坂を30分ほど歩くと、少し広い場所に出ます。
登山口に着いた頃には、雨がすっかりあがっていました。 右側の道が孝子山方面へと続く道です。前回はここに仮設トイレがありましたが、 無くなっていました。トイレはこの近くの「仏陀山観音寺」にあり、 この先はトイレがありませんので、ここで済ませておくと良いでしょう。
しばらくは緩やかな石段が続きます。 やがて右の写真のような細くて急な階段の分かれ道に着きます。 左側が孝子山へと続く道で、右側は行き止まりです。 さらに右の脇道を進むと、慈母峰、仏陀山へと続きます。
急な階段を少し進むと、ちょっと広い場所に出ます。 右手方向に孝子山へと続く、さらに急な階段があります。 この先は、さらに足場が悪くなります。
場所によっては、岩肌に張り付くように進まなくてはならない場所もあります。
やがて、大きな岩が寄りかかっている場所に到着。 この岩の下をくぐって、回り込むとこの岩からステンレス製のハシゴが立てかけてあります。
先ほど下をくぐった岩の上にやってきました。頂上まではもう少しです。
このステンレス製のハシゴがくせもので、角度が急で滑り止めのゴムも剥げてしまっており、
つるつる滑ります。ここで足を滑らせる訳にはいきませんので、
1歩1歩慎重に足元を確認しつつ登って行きます。
ついに頂上です。大変狭く、1人~2人が立つのがやっとです。
この柵の向こうは、ほぼ垂直の断崖となっています。
頂上から登ってきた階段を見ると、余計に急角度に見えます。
慈母峰の登山道も良く見えます。稜線沿いに狭くて急角度の石段が続いています。 前回はこの石段を頂上まで登ったんですよね。 しばらく景色を堪能した後は、先ほどの階段を下りるわけですが、 降りるほうが登る時より怖いですよ。
続いて仏陀山の頂上を目指します。
先ほどの孝子山や慈母峰に比べたら、慈母峰は道も広くて登りやすく見えますが、
それも最初のうちだけ。
先ほど登った孝子山が良く見えます。左側に階段が見えます。
こうしてみると、垂直では無いものの、物凄い急角度である事がわかります。
頂上に近づくと、こちらの山もかなり急角度の階段になっています。
仏陀山の頂上に到着。 これでようやく登って見たかった3つの山の頂上に登る事ができました。
昨年の夏に登った慈母峰。孝子山から見たときは急角度に見えましたが、
こちらはそれほど急角度ではなく、登りやすい山だと思います。
仏陀山からの眺望は大変すばらしく、平溪駅はもちろん、嶺腳駅も見えます。
駅名入りの大きな写真は
こちら
からどうぞ。
しばらく仏陀山の頂上で景色を堪能し、朝食代わりにコンビニで購入したおにぎりを食べた後、 ふもとへと降りてきました。
線路沿いを少し歩いてみます。もうお昼近いので、人が結構観光客が増えてきました。
ぶらぶら歩いて、駅前まで戻ってきました。
こちらの店で「日本冰」と言うアイスを購入します。
日本冰というのは日の丸をイメージした二色アイスです。1つ20元(約60円)。 色々なフレーバーがありますが、今回は「情人果」に挑戦してみました。 情人果と言うのは未成熟の青いマンゴーとの事ですが、 甘酸っぱくてメロンシロップっぽい味で美味いですよ。
老街を歩いていて、ふと道端をみると、下水の蓋に天燈(ランタン)と平溪線のレリーフが施されていました。
鉄橋の上で記念撮影。鉄橋はもちろん、線路内も立ち入り禁止ですので、自己責任で。
第二次世界大戦の時の防空壕。入り口が5つありますが、中は1つに繋がっています。
防空壕の先へ進み、山を登ると日本統治時代に作られたという「報鐘亭」があります。
少し駅方向に戻ると、「八仙堂」と言う洞窟があります。
ここには、過去2回来ていますが、2回とも閉まっており、
今回が3回目の訪問です。今日は中に入れますよ。
八仙堂の内部は、細い洞窟が四方八方に繋がっており、 ところどころに右の写真のようなテーブルとイスが用意されており、休息することができます。 中は涼しくて快適です。と言う事で、次の列車の時間までここで休息します。
平溪の郵便局には、日本統治時代から使われているという円筒ポストがあります。 郵便局に立ち寄って記念写真の後は、一旦菁桐へと移動します。
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