2009年2月9日(月)の出来事。
十分駅に到着しました。普段の平日だと、ほとんど人の居ない場所ですが、
今日は人がいっぱいです。
線路の上も人がいっぱいです。廃線ではなくて、ここを列車が通ります。 しかも今日は天燈大会がある為に、臨時列車が増発されています。 老街の真ん中にも線路が通っていますが、見ての通り大した柵はなく、線路の上を歩き放題です。
あっちこっちで天燈(ランタン)が売られています。
天燈とは、紙で出来た熱気球で、願い事を書いて空に放ちます。
天燈会とは、この天燈を一斉に空に放つイベントです。
昼も過ぎていてお腹が空いていましたので、とりあえずこちらのビーフン屋で昼飯を食べる事にします。
メインはビーフンのお店ですが、他にも色々な料理が店先に並んでいます。
注文したものはビーフン湯。25元(約75円)。
太くて短いビーフンが入ったスープで、揚げたネギのトッピングが香ばしくて美味いですよ。
今日は様々な屋台が出ていて、その中には沙威瑪(ドネルケバブ)の屋台も。
1つ40元(約120円)。
帰りのバスの行列が物凄く並ぶと聞いていましたので、
バス待ちの行列に並んでいる間に食えるものって事で、草仔粿(草もち)を購入する事にしました。
1つ25元(約75円)で、紅豆(あずき:甘い)と、菜脯(切干大根:しょっぱい)の2種類を購入しました。
売り子のお兄さんが日本語堪能で、中身の説明してくれました。
蜜地瓜。サツマイモを糖蜜で煮た物です。小さいパックが1つ30元(約90円)。
「花枝の焼」なるイカ団子の屋台。日式和風料理と言う訳のわからないコピーが目をひきました。
こんな感じで今日の十分には食べ物屋の屋台が沢山出ていますので、食べ物には困りません。
「阿媽の天燈」なる天燈屋さん。
日本のガイドブックに載っている有名なお店で、お店のおばちゃんは日本語が通じます。
前回は新平溪煤礦からの引込み線のポイントが残っていましたが、撤去されていました。 線路はまだ一部残っています。
十分駅の近くには、かつて新平溪煤礦があり、石炭が十分駅から積み出されていました。 その新平溪煤礦も、現在は台湾煤礦博物館として一般に公開されています。 入場料は200元(約600円)です。
入口付近から坑道までは、かつて石炭を運んだトロッコを改造したトロッコで移動します (料金は入場料に含まれています)。 運転手は台湾笠をかぶったおばちゃんで、貧弱な線路の上を激しく揺れて走るそれは、 今にも脱線しそうで迫力満点です。 (写真左側は2006年3月、右側は2007年3月に撮影)
天燈会の会場に近づくにつれて、人がどんどん増えていきます。 夜になると、この通りが身動きできなくなるほど人で埋まってしまいます。 ふと見ると、カラフルなアメリカンドッグが売られていました。 「熱狗」(熱い犬)でホットドッグです。 良く見ると、赤い奴は「草苺」(いちご)って書いてあります。 いちご味のホットドッグ・・・ 自分はチャレンジする勇気がありませんでした。
天燈發源地の碑。3年前に初めてこの地を訪れたときは、アナログ時計だったんですよね。
右側のビンロウ屋さんは、3年前と変わっていませんが。
ジュースの屋台。金柑檸檬が好きですが、700cc入りだと量が多すぎるかも。 独特の釜を積んだ焼き芋の屋台。
今日はあっちこっちで見かける天燈の屋台。どの色がどのような意味なのか説明が貼られています。
無難なのは赤の「幸せでありますように」と。白の「平穏無事でありますように」でしょうか。
あとピンクの「良縁に恵まれますように」も。
他の色は店によって微妙に違ったりしています(「お金が儲かりますように」がオレンジだったり、黄色だったり)
大会本部では、先着順で平溪線の乗車券を提示すると、ミニランタンやストラップなどの記念品が貰えます。
ミニランタンを貰ってしまいましたが、かさばるのでストラップにしておけば良かったかな。
ここでパンフレットも貰って、いざ天燈会の会場へ。
十分旅客服務中心(十分旅客センター)に到着。この向かいの駐車場が天燈会の会場となります。 この旅客センターの左側は吹き抜けになっており、ここで大型の天燈が組み立てられます。
まだ夕暮れまで時間に余裕がありますので、時間潰しに十分瀑布方面へ行ってみる事にします。
この「四廣譚」の吊橋は、比較的新しい吊橋ですが、一度に100人までとの制限があります。
次から次へと人が渡りますので、ものすごく揺れます。あまりの揺れに、お子様が怖がって泣き出したりして。
そう言う自分も足が震えますよ。
滝の左右に洞があり、滝のあたりが鼻で、左右の洞がレンズで、眼鏡に見える滝です。
でも朝まで雨が降ってたせいか、水量が増えていて、あまり眼鏡に見えなかったりして。
左が歩行者用の吊橋で右側が鉄道用の鉄橋。以前はこの吊橋がなくて、 鉄道橋を歩いて渡っていたそうですが、もちろん通行禁止です。 でも鉄道橋の方を渡っちゃう人が居るんですよね。列車に轢かれても、あくまでも自己責任で。
十分大瀑布の入り口に到着。でも、2008年9月から営業ライセンス問題で閉鎖中でした。
さらに大華方面に進みトンネルの手前まで行ってみます。 このあたりも線路の上を大勢の人が歩いていますが、廃線じゃありませんよ。 このトンネルは大華方面から十分へ向かう際の最大の難関(列車が来たら避ける場所が無い)のです。 今日は臨時列車が増発されている上にダイヤが乱れているので、列車通過直後ならともかく、 今日ここを通るのは危険です。
営業中は線路から滝が見えないように、壁で覆われていましたが、すっかり破壊されていました。 その隙間からは、かろうじて十分瀑布が見えましたが、やっぱり滝つぼ正面から見たいですよね。
ちなみに正面から見るとこんな感じです(2008年3月3日に撮影)。 ナイアガラと言うには大袈裟ですが、かなり迫力のある滝です。
十分旅客センターまで戻ってきました。 ベンチを確保して、先ほど購入した蜜地瓜を食べつつ日が暮れるまで休憩です。 付近では日本からのツアー客が何組かやってきていましたので、少しお話をしました。 まだ午後5時を過ぎたところで、空はかなり明るいのですが、これから天燈あげを行って、 バスで台北に戻るのだそうです。天燈大会はバスの窓から見るだけだそうな。 天燈大会が始まっちゃうと、暗闇ではぐれたり、道も混雑するからリスク回避なんだろうけど。
天燈大会の時間が近づき、だいぶ人が増えてきました。 十分旅客センターの吹き抜けでは、大型の天燈の組み立てが行われています。
あたりが暗くなってきて、いよいよ天燈大会の始まりです。
この日は合計12回、一斉に天燈を空に放ちます(18時22分に1回目~21時20分に12回目)。
また、1回目は「團團圓圓 平平安安」、2回目が「吉祥如意 心思事成」のように、各会毎にテーマがあります。
目の前で一斉にあがる天燈は大変迫力があり、また空一杯に無数の天燈がきらめく様はとても幻想的です。
(→
一斉放天燈の様子[約 3MB AVI形式 DivX/mp3])
道が人で埋まってしまい、十分駅にはとても近づけないので、道路を迂回して臨時バスの乗り場を目指します。
すでに物凄い行列になっていると思ったら「座位」の列って事で、立ち乗りならほとんど並ばずに乗る事ができました。
バスは次から次へとやってきます。
このバスは、十分から木柵にある動物園駅までピストン輸送していて、
動物園から十分へは50元かかりますが、十分から動物園までは無料なのです。
乗車時間は、1時間半くらいでしょうか。
山道を立ったまま1時間半ってのは、大変辛い気がしますが、まだ時間も早いせいでしょうか、
乗客をぎっしり詰め込んだりしていないので、床に座っても大丈夫なくらいの空間があります。
と言う事で、床に座りこむ人多数。もちろん自分も床に座り込んでしまいました。
午後9時半頃、MRTを乗りついでようやく台北駅まで戻ってきましたが、
何か食べに行くという元気が無くなっていましたので、
以前から気になっていた持ち帰り寿司を購入してみました。
大変お安く、大半が1つ5元(約15円)で、これだけ買っても30元(約90円)でした。
ワサビは別になっていました。ガリが無いのがちょっとさびしかったりして。
コンビニでビールを買うついでに、弁当を買ってみました。 阿里山鉄道の駅弁を模した弁当で、鶏のモモ肉の入った標準的な弁当です。 65元(約195円)。 とにかく歩きつかれたので、ちょっと寂しい夕飯を食って、シャワーを浴びて、 ビールを飲んだら早めに就寝です。
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